村上開新堂のクッキー(半蔵門)☆☆ 完全紹介制のクッキーとは?
総論
村上開新堂は京都の老舗のようだなあ
そんな風に思います。
東京では村上開新堂の創業140年は堂々たる老舗でも
京都の人からすれば老舗と呼ぶにはまだまだ、ということを承知の上でです。
即ち
デパートや大規模施設から出店の要請をうけても応じない
広告を打たない
紹介者がいないと購入できない
多店舗展開をしない
等々京都の老舗と共通する経営戦略を感じます。
雨後の筍のようにお店がオープンしては霧散していく東京という世界有数の大消費都市で
初代村上光保翁から当代に至るまで1世紀を超える営みを綿々と続けられたのも
京都人にも似た経営哲学があったからではないか、
そんなことを想起してしまいます。
閑話休題、クッキーです。k
村上開新堂さんのクッキーを食するときは
なぜだかコーヒーではなく、紅茶を所望してしまいます。
麗らかな休日の午後
木漏れ日溢れる室内でチェアに寄りかかり
洋雑誌や好きな本でも捲りながら
ゆったりとした時間を過ごす。
英国大使館に近接するからという訳ではありませんが、
英国のアフタヌーンティー的なそんな情景が似合う気がします。
クッキー 0号缶 全21種類の紹介
それでは0号缶全21種類のご紹介。
左上から時計回りに(以下同)
ココア
チーズ
粗挽アーモンド
紅茶&スパイス
アニス
ナツメグ&シナモン
チョコレートクリーム
ココアメレンゲ
ミルククッキー&杏ジャム
チョコレート
ピーナッツバター
カレー
レーズンロール
ヴァニラ&チョコレート
チーズ
ジェノワーズラスク
銀紙で包装されたヴァニラ・シトロン(レモン)
コーヒークッキー&クリーム
ビスキュイ&ベリージャム
チョコレートクッキー&ヴァニラクリーム
抹茶メレンゲ
パンフ
紙袋
職人さんの手で一つ一つ丁寧に作られたクッキーのお味は至ってクラシック。
フランス菓子のようなリッチな味を期待する向きには期待外れかもしれません。
また、現代の風潮と比すると砂糖が強いかもしれません。
けれども、それゆえどこか懐かしさを感じるテイストです。
おそらく年配の方には好評なのではないのでしょうか?
包装も重厚かつレトロであり
左上から時計回りに
何度も紐解いていって
漸く、ピンクの缶が登場♪
この色合が何度拝見しても本当にステキ☆
蓋を開ければ、クッキーがお目見えします☆
本当にみっちりびっしり詰まっているので、
最初は取り出すのが困難なほどですからご注意を!
まとめ
クッキー缶のサイズは
0号缶(6,450円)から5号缶(26,000円)まで6種類。
おもたせにも自家用にも大抵は一番小さな0号缶で十分かと。。
確かにお値段も高めではありますが、それなりの方、それも年配の方へのおもたせには
好評を得ること請け合いです。
但し、難点は時間が掛かること。
ネットの普及のせいか最近は注文してから手にするまで3-4ヶ月は当たり前のようで
私自身は知人に依頼された時に一緒に注文する感じでしょうか(^^;
ゼリー
村上開新堂さんではその他にゼリー、生菓子、半生菓子等々も注文できます。
特にレストランでも供される色とりどりの伝統のゼリーは一度はご賞味いただく価値があると思います。
が、日持ちがしない、などの理由から
ゼリーは自家用として注文されるのが宜しいかと。
おつかいものとしてならば、クッキーをお薦めします。
アクセス
村上開新堂
03-3261-0367
千代田区一番町27
http://www.kaishindo.co.jp/
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