資生堂パーラー ザ・ハラジュク (原宿) 今最もオススメする理由とは? ☆☆☆
総評
いやあ本当に参りましたあ!
こんな最高に素敵なレストランが原宿、東京に出現するとは。。
2020年の奇跡であり、2020年最大の発見ですっ☆
日本人(←敢えてこう使う理由は以下の記事を参照下さいませ)で良かった♥
エレベーターを最上階の8階で降り
軽食やスイーツをいただけるラウンジを過ぎますと
御覧の通り
神宮の緑を見下ろす素晴らしい眺望のレストラン♥
遠くには新宿の高層ビル群も♡
床から天井まで窓をとっているので、抜け感が半端ありません。
カーテンの緑も神宮の杜とシンクロして気品すら感じます。
椅子もワインセラーも美しい♥
メニュー
お料理
注文を終え、最初に出てきたのが
アミューズ
ビスキュイ☆+
ビスキュイに形造られているのは
資生堂のシンボル、花椿でしょうか。
上々のスタートで期待が高まります⤴
前菜(選択)
旬のサラダ
これは可もなく不可もなく。。
前菜(選択)
伝統のコンソメスープ☆☆+
はい、伝統のダブルコンソメでございます♥
眩いばかりの最高の琥珀色です!
カップの縁には黄金の輪も出来てますね~☆
労力材料費等々に見合った対価を取れないこともあり
今や供するレストランはすっかり稀有となってしまったコンソメスープですが、
此方では健在。
上品でありながら風味豊かであり、
なおかつ非常に香り高い!
夏が本格化したら是非このコンソメを使ったパリソワールも食べてみたいなあ♫
主菜(選択)
鱸のハーブ包み焼き☆
組み合わせも含めてプロヴァンスっぽい一皿。
悪くないんだけど、量的に物足りないなあ。。(メイン後に始まる三重奏を知らないこの時点では、そう感じていました。)
主菜(選択)
骨付き仔羊肉のペルシアード☆☆☆
コンソメスープほどではないものの
この料理も今や滅多に見ることがないクラシックなフランス料理。
街場にフレンチレストランが増え始めた80年代には逆に多くのお店がオンリストしていた
云わば往年のスター。
それが旨いのなんの♡
火入れは完璧。お肉は柔らかで香りも良い!
骨周りの肉も脂も!最高でした♡
(けれど、あと一切れ二切れは欲しいなあ、この時点ではそう感じていました)
夜も更け
クラシックの偉大さを再認識しながら
テーブル毎に異なる素敵なオブジェを眺めていますと。。
怒涛の幸せの三連発が始まります~♪♪♪
先ずは
締めのひと皿として現れましたのがこれですよ、これ!
ビーフカレー☆☆☆
〆めに資生堂パーラー伝統のビーフカレーって最高にズルくないですか?
どんなにお腹が一杯だって!
このカレーを拒否できる日本人はいないと思います、ハイ(笑)
薬味だって日本のカレーの正しい薬味です。
お米は立っているし
お肉はホロホロだし
カレールーは日本人のDNAに根ざしたザ・洋食の王道のお味です。
クラシックなフランス料理に感嘆した後に
資生堂パーラー伝統のカレー。。
やられました笑
締めのカレーでアドレナリンが上がった後に、登場したのが~~~
コレ↓
ワゴンデザート シャリオ
どうしたってその場が一気に華やぎ
アドレナリンは更に上昇⤴⤴
嬉々としながら、注文を済ませますと
更に!更に!!嬉しいサプライズが!!!
苺のプティパフェ☆☆☆
アヴァンデセールとして
苺のプティパフェ♥♥♥
季節毎のパフェを楽しみに銀座の資生堂パーラー本店を来訪する当方としては感謝感激ですっ☆
如何でしょう、この凛とした佇まい!
美しさ極まりないでしょう⁉
味だって当然の資生堂パーラー基準ですから申し分ありません!!
プチサイズゆえに量も丁度良い♪
幸せですっ♥
そこへ改めて登場したのが
ワゴンデザート☆☆☆ 詳細
ワプチパフェきて~のワゴンデザート(笑)
スイーツ女子にもスイーツ男子にもたまりません♪
当然?ご好意に甘えてデザートワゴンの全てを盛って頂いておりますっ(キリッ☆)
クレームカラメル☆☆
クレームカラメルというよりはプリンと云う方が資生堂パーラーでは相応しい♥
生クリームがついているのもクラシック♪
フルーツのコンポート☆+
も甘すぎず
バニラのグラス☆☆
サクランボのグラスもありましたが、当然資生堂パーラー伝統のバニラを選択。
こちらもグラスというよりはアイスクリームというのが相応しいですなあ♪
ショコラのケーキ☆☆
ショコラでも口溶けが軽い~♪
苺のタルト☆☆
此方は焼き込みもしっかりと!
パリブレスト☆☆+
大好きな逸品です♥
レモンのタルト☆+
爽やか~♫
苺のショートケーキ☆☆
フランスにはない、と言われようが美味しいものは美味しいのです♥
コーヒー&プティフール
珈琲、プティフールともに抜かりなく。。
まとめ
當店を訪れて
資生堂パーラー本店ビルにあった頃のロオジエを思い出しました。
MOFを有するジャックボリーさんが指揮をするレストランロオジエ、
その階上か階下には今や巨匠と呼ばれる上田さんがチーフをされていたバーロオジエ。
今や夢のような舞台装置ですが、
にも関わらず、
当時の世評も集客も、その実力に比して長い間必ずしも芳しいものではありませんでした。
ロオジエが現在のような相応の評価を得るようになったのは
本社ビルに移転してからだと記憶します。
ここ資生堂パーラーザ・ハラジュクを訪れた初夏の一日もゲストは僅かでした。
緊急事態宣言が解けたとはいえ、未だコロナ禍の渦中だったゆえかもしれません。
飲食店には厳しい時代が暫く続くだろう、と言われています。
しかし、當店で素晴らしい料理・サービス・舞台に触れて
経営陣には引き続き料理文化に対する深い理解と愛情をもっていただきたい、
と一人の食いしん坊として心からそう思いました。
アクセス
資生堂パーラー ザ・ハラジュク
03-3475-1021
東京都渋谷区神宮前2-14-30 ウィズ原宿 8F
https://parlour.shiseido.co.jp/shoplist/theharajuku/